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 血管年齢検査(CABI/ABI)             《動脈硬化の程度を調べます》

血管年齢検査(ABI/CAVI)

 

動脈硬化は全身の血管に起こり、脳梗塞(頸動脈や脳動脈硬化),  狭心症や心筋梗塞(心臓の冠動脈)、腎血管性高血圧(大動脈動脈硬化)や閉塞性動脈硬化症(ASO)(足の動脈硬化)などの原因となります。 その指標として CAVI/ABI測定法があります。

CAVI(キャビィ)は動脈の硬さを反映する指標で、動脈硬化が進行するほど高い値となります。CAVIは頚動脈エコー等で測定されるスティフネスパラメータβ法に基づき算出され、血圧に依存されない血管固有の硬さを表します。

また足の血管の動脈硬化を調べる方法に、足の血圧と腕の血圧の比をとる方法:ABI(Ankle Brachial Pressure Index)があります。

通常、ABIは1以上ですが、足の血管が動脈硬化により、狭くなったり詰まったりすると、足の血流が低下して、足の血圧が下がるためABIも低下します。 

ABIが0.9以下の場合は足の血流が悪くなっていると考えられます(閉塞性動脈硬化症の疑い)。  

 

血管年齢検査(ABI/CAVI)にかかる費用

①自費の場合(保険適応がない場合) 

②保険適応がある場合 

  閉塞性動脈硬化症が疑われるような慢性疾患で当院通院中の方

  (糖尿病、高脂血症、高血圧など)に適応

   3割負担の場合:400円 (注)料金はあくまでも目安です。

   自費の場合:1,500円 

 

 

血管年齢判定グラフ
ABI評価基準

 頸動脈エコー検査                       《頸の血管内膜の状態を調べます》

頸動脈エコー

頚動脈エコー検査


頚動脈エコー検査とは、超音波によって頚動脈の内膜の状態を調べます。内頚動脈の内膜中膜複合体(IMC)は動脈硬化により厚さを増します。この厚さ(IMT)を測ることで動脈硬化の程度を調べ、さらに隆起製病変(プラーク)がないかどうか、それによる狭窄がないかを調べ、脳梗塞のリスクや動脈硬化の程度を判定します。 
20分程度かかりますので予約が必要です。 血管年齢検査とあわせて検査を受けられることをお勧めします。

頚動脈エコー検査にかかる費用
3割負担の場合:1,050円
(注)料金はあくまでも目安です。診察代・お薬代は含まれておりません。

 

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